ようやく2020年の株投資の損益がまとめられたので公開します (これまでの振り返りはこちら)。

成績結果

2020年の損益は +39万 ほどで勝率は 64.58% でした。

最大損失はインスペック (6656) で -172,750円、最大利益はクラウドストライク (CRWD) の +106,728円 でした。

2020年の出来事

2020年は投資をしていた人なら忘れられない年になりました。コロナショックにより市場は大暴落、米株式市場では初となるサーキットブレーカーが発動し、ボラティリティの激しい日々が続きました。 しかし振り返ってみれば、アメリカの株価は米連邦準備理事会 (FRB) が大規模な量的緩和策などを次々と打ち出したのを受けて、暴落からわずか半年でコロナ以前の最高値を更新し、同様に日経平均も米市場をなぞる形で上昇し最高値を記録しました。 コロナ関連銘柄であるバイオやテック企業の株価が上昇し、またコモディティの金やシルバーなども上昇しました。

2020年5月には白人警官による不当拘束によってジョージ・フロイド氏が亡くなり、人種差別抗議運動であるBLM (Black Lives Matter) 運動が激しくなりました。

11月には共和党トランプvs民主党バイデンの米国大統領選挙があり、当初優勢と思われていたトランプ氏でしたが、バイデン氏の追い上げでバイデン氏が当選となりました。

個人的な振り返り

2020年の出来事は上に書いた通りですが、ここでは個人的なトレードを振り返っておこうと思います。2020年上半期は主に日本株をトレードし、成績が悪いこともあったので下半期には米株中心のトレードに切り替えました。

まず2020年の最大損失となったインスペックですがこれは本当にダメなトレードでした。僕が買いを入れたタイミングは、その日の引け後に決算発表があるというタイミングでした。引け間際にいきなり株価が急騰したのを見て飛び乗ってしまったのですが、すぐに価格が下がり市場が閉まりました。 肝心の決算はボロボロで、コロナと相まってその後ストップ安が2日続き売れに売れず……。3日目でようやく損切りが出来ましたが -40% という大損です。2020年3月の出来事でした。この大損を取り返そうとヤケになって日経ダブルインバース (1357) に大金をぶっ込むことになります。 幸いにもコロナ禍で相場が荒れている中タイミングよく上昇の時に利確し、半分以上は取り戻すことができました。その後、ダブルインバースや日経レバレッジETFを中心に短期的なトレードを行いましたが、あまり良い結果は得られません。

下半期は米株中心のトレードに切り替えることにしました。米株にシフトした理由はじっちゃまこと広瀬隆雄氏のYoutubeを見たからです。お陰様で下半期のトレードは好調でした。IPO銘柄の入り方、決算の重要性、損切りの順序、新興国ETFについて、などなど、じっちゃまから学べたことは数多くあります。

総論

プラスの収益にはなりましたが、投資した額に比べるとまだまだ少ないと感じました。1,000万円になるまではリスクを取ってどんどん増やして行きたいです。来年は数ヶ月のスイングトレードや長期を中心にしていき、個別銘柄も多めにトレードしていこうと思います。目指せ億り人!