僕は今までずっと HHKB Pro2 を愛用してきました。初めて HHKB を触ったときの打鍵感がすごくよくて感動したのを覚えています。 それからときどき Realforce を使ったりもしてましたが、なんだかんだで HHKB に戻って来ていました。 小指辛い問題を解消するために押下圧を変える改造をしたり、静音化したりで結構いじったりして愛着もあります。

ふと何気なくこの動画をみて、今はメカニカルでもいい音がする製品があるんだなぁと思い、気がついたら Ducky One 2 Mini を買っていました。

Ducky One 2 Mini を買った理由は、まず60%キーボードということで HHKB と同じサイズ感だからというのがあります。 次に、この製品はこちらのサイト(ふもっふのおみせ)から購入させてもらったのですが、軸が自由に選べるという点も良かったです。 HHKB で押下圧をわざわざ下げたように、極力軽いものが欲しかったのですが、ここで選択できる軸の中に Kailh Box Silent Pink 軸というのがあるんですね。この軸は押下圧35gとすごく軽いのが特徴です。

ほとんど衝動買いだったこの製品ですが、実際に触ってみると HHKB を超えるかもしれないと思うほど期待感の高い素晴らしい出来でした。僕の HHKB はわざわざ静音化させたのですが、それよりももっと静かです。 正直メカニカルってカチャカチャとうるさいイメージがあったのですが、軸でこんなにも変わるのかと驚きました。軸自体が安定してるので打鍵感も心地よさがあります。

またキーの設定をソフトウェアの変更無しに出来るのもいいですね。 僕は Emacs 使いなので CapsLock は絶対に Ctrl にするマンなのですが、以下のようにすることで直接変更できました(DIPスイッチのやり方から変わった模様)。

  • Fn + Alt + k を5秒以上長押し
  • CapsLock キーを押して変更、3色あり白紫赤の順で変わる
    • 白:CapsLock
    • 紫:Fn
    • 赤:Ctrl
  • ESC で終了

他にもいろんな設定方法がありすぎて全部調べるのが大変なくらいです(バックライトだけでも10種類あるし、キーによって細かくカスタマイズすることもできる)。

久しぶりに使うのが楽しみなキーボードに出会えました。