タイトルに惹かれて書店で購入。1兆ドルコーチ、ビル・キャンベルは元アメフトコーチであり、シリコンバレーの名だたるテック企業のコーチを務めた伝説の人物、ということで気になった。

それほどいい本ではなかったというのが率直な感想。具体的なコーチングの話しはほとんどない。ビルはどういう人物であったのかという人となりを交友のあった人物のエピソードを交えてその人物像を語るという形で進んでいく。 本書はビル本人が書いた自叙伝ではない。著者はグーグルのCEOエリック・シュミットおよび他2名の共同著書である。

ビルの教えとは

結局言いたいことは以下に集約できるだろう。

  • 心理的安全性のあるチームづくり
  • 信頼を築く
  • 誠実であること

当たり前のことを大事にするのが重要なのだと改めて感じた。

1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え
エリック・シュミット (著), ジョナサン・ローゼンバーグ (著), アラン・イーグル (著), 櫻井 祐子 (翻訳)
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 453