「35歳までに必ずやるべきこと」を読んだ
会社にあったので読んでみた。
読者対象はタイトルの通り35歳までの人ということだが、なぜこの年齢なのかというと、35歳までは**『人の心は柔軟性に富み新しいことを受け入れやすく、物事を学ぶ姿勢も積極的です』**だかららしい。
本書の内容は、職業人として大きく飛躍し、社会的に認められる人間になるためにどうあるべきかという視点から書かかれたものだった。 こういうタイトルの本は人生訓を説いたものが多いが、本書はあくまでビジネスの観点からどういう人材になるべきかという部分に焦点を当てている。 見開き2ページの構成で1つのセクションのようになっているのでどこを読んでもいいのはなかなか良かった。
3つほど良かったなと思ったところを引用する。
「会社には貸しを作っておく」
たとえば、会社を辞めてよそへ移ったら、今の待遇の30%アップの給与が取れるか。30%アップを勝ち取れる自信があれば、あなたは完全に会社に貸しを作っています。 逆にマイナス30%であれば、会社から借りていることになります。つまり貰いすぎということ。借りの関係だといつリストラされても文句は言えません。
「前悔しても後悔だけはするな」
何かをする前にはよく考えて、結果がまずくなってもいいと覚悟を決めてから始める。前悔してしまうので、後悔はしない。
「ケタ外れの努力が本当の努力」
人から「幸運になる秘訣を一つ教えてください」と聞かれたら、たった一つ「それは前向きな気持ちで努力することですよ」と言うほかはありません。
Author
LastMod 2017-01-28