TensorFlow を GPU で動かす
前回は最低限 Ubuntu が起動するまでの設定だったので、これから GPU で TensorFlow を実行するまでの環境を作っていきます。 移植性の高い方法で構築したいので Docker を使います。
前提
- GPU (今回は GEFORCE GTX 1080) を積んだマシンがある
- Ubuntu 16.04 LTS がインストールされている
- Docker がインストールされている
構築環境
- CUDA — Nvidia が提供する GPU 向けの統合開発環境
- cuDNN — Nvidia が作ったディープラーニング用のライブラリ (SDK) で GPU をフル活用できるようになっている
- NVIDIA Docker — Nvidia が提供している、コンテナから GPU を操作できるようにするもの
- TensorFlow — Google が開発したオープンソースの機械学習ライブラリ
構築手順
CUDA インストール
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cuDNN インストール
https://developer.nvidia.com/cudnn からユーザー登録をしてライブラリをダウンロードする。
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NVIDIA Docker インストール
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認識できているようだ。
Tensorflow インストール
Google 公式の Tensorflow に Docker イメージと実行方法が書いてある。イメージはもちろん GPU バージョンのものを使う。
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Jupyter Notebook が起動するので http://ホストIPアドレス:8888/
にアクセスしてみる。
MNIST サンプルコードを動かしてみる
MNIST サンプルコードを動かして計算させてみる。コードはこちらを利用させてもらった。
まず Jupyter Notebook を起動後、ターミナルを開いて $ pip install keras
と打つ。
上記サンプルコードを Notebook で実行。
めっちゃ速い。
Docker 再起動で keras とか書いたコードとか消えちゃうので、イメージ作成とボリュームセットの構築が必要かな。 今回は提供されている Docker を利用しただけなので、次回は自前で Dockerfile 作成とイメージ作成をやっていきたいと思います。
Author
LastMod 2016-11-19