TSUTAYAで借りてきてみました。一言で感想を言うと良くも悪くも新海作品だなという感じです。

開始すぐに「え?実写か?」と思うほど雨の描写をリアルに描き出してます。この作品は雨がキーポイントになってるんですが、ちょうど私がこの作品を見てる日 6/11 は雨でした。 私は雨は嫌いですがこの作品を見終わったあと雨もなかなかいいなと思ってしまったほどです。自然描写の緻密なアニメーションは見ていて惚れ惚れします、がストーリーは・・・

46分の作品なのですがワンカットごとに細かい風景シーンが多くあり、登場人物もセリフをたくさん喋ったりするキャラではありません。46分という短い時間でストーリーを作りこむのは大変だとは思いますが、謎がたくさん残ってしまいました。冒頭から終盤までタカオとユキノの関係は分かりませんが終盤から一気に畳み掛けるようにストーリー展開していきます。 あーそういうことなのかぁとなるのですが、そもそもユキノが正体を隠し通す理由が弱い気がするし、最後裸足で駆け出すシーンはいいのですがあれからどうなったんだよと。 文通でやりとりするシーンもあるので関係性は続いているように思うのですが、なんで手紙なんやと、メールでいいやんとか。なんか曖昧な感じで終わってしまうのでした。 あとタカオが靴を公園に置く理由、これも謎です。2人の再出発を表現するのならやっぱりタカオが作った靴をユキノさんに履いて欲しかったと思うのです。

とにかく色々ありますが、良かった点は2つ。

  • 美しいアニメーション!綺麗で素晴らしい!
  • 花澤さん可愛い!

以上です。